EM先生
自宅の裏に立派なお宅があります。
いつからか鶏を飼い始め、広い菜園も作られました。
このお宅は3人家族。奥さんのエンは大学の准教授、旦那は映画制作会社勤務。
旦那は殆どバンコク。普段はエンと息子、そして2匹の犬が住んでいます。
農作業をしているエンをテラスから見かけたので、挨拶がてらEMについて聞いてみました。
すると彼女はEMと同じようなものを自作し使用しているといいます。
見せてもらいに裏へ。
パイナップルと糖蜜から作るといいます。甘い香り。
これは土作りだそう。芝刈りにより得た草とバッファローの糞をミルフィーユのように交互に重ね、湿った状態を2ヶ月保つといい土ができるのだとか。
音痴な鶏さんたち。彼らの餌も有用微生物入り。
興味津々な私に、彼女お手製のEMを分けてくれました。
香りがEMと全く同じ。
お店の大家さんが
「バッファローの糞があそこにたくさんあるから使っていいよ」
と言っていたのを思い出しました。
ここ最近、お店の周りを草刈りしていたので草もある。捨てようと思っていた大きな器もあるので、エンにならって土作り。
バッファローの糞。よく乾燥されていて臭いなし。
草・牛糞・籾殻を何回か重ね入れ、発酵が促進するのではとEM活性液入りのお水を撒きました。
時々混ぜながら、2ヶ月待ちます。
この入れ物、本来はゴミ箱。以前だんなさんが、職場で処分されるものの中から持ってきたもの。
お店の裏の一番遠くに設置。
家の裏に心強い先生がいたことを知りました。灯台下暗し。